懸命になればなるほど、
選びもしない単語が口から飛び出し、
困惑すればするほど、
どもり始めて声さえも出なくなる。
そんな幼少期。
人並みであること、普通であることを
強く望まれながら、
それに応えることができなかった
記憶と経験は、随分と長い間、
痛みを伴うものでした。
今でも、たまに
過去の自分の評価が頭をもたげ
今日は仕事を休みたい、
人に会いたくない、怖い…と、
引きこもり衝動に駆られます。笑
皆が当たり前にできている中で
当たり前にできないことが、
やや多めにあったこと。
そのおかけで得たものは、
日々小さな目標を立て、
成功と失敗と克服に向き合う力でした。
意識的に視点を少しずつ空に向け、
視野を広く保ち、
過去のできなかった事が、
毎日の積み重ねの中、
実はできることに変わっている今に気づき、
明日へ生きてゆくための
ちいさな自信へと変わっています。
命の課題の大きさはカタチはそれぞれです。
自分の意志で決断することから変化が始まります。
何をどう選択したかと言うことも必要ですが、
その結果を自分が引き受けた覚悟が、
何よりも大切なのです。