田んぼに水が張られると、水田にさまざまな生きものたちがやってきます。白鷺、鳶、カエル、ドジョウ、ゲンゴロウ、トンボ、タニシなど、実に賑やかさ満載!

幼い頃。あたり前のようにその姿を目にすることができた水田の生きものたちも、今はめったに見かけることがなくなりました。
大人になるにつれ見つめる機会さえも減っていたのかもしれません。
私の日常の風景に溶け込む水田は人の手と自然が共に生きている場所、人が自然と心地よい距離感を保つ事のできるビオトープだと私は感じています。

地球上には、さまざまな環境が共存しています。
あらゆる環境に適応して生物たちは進化し様々に生き方を変え、それぞれの場所で直接または間接的に繋がり合って一つ大きなの循環のもとに生きています。

見渡す生態系は、とても繊細で、些細なことで損なわれ、また新しい環境の方向性を模索します。
その変化は人間にとって損得、善悪、優劣なく循環(エネルギー全体)の最善を担った大きな変化で、広大…。
小さな私の想像にもつかない出来事。
温暖化、コロナすらその一端を担っている可能性すらあるように感じるほど…。

「共に生きる」を意識するということは、地球に生きるすべての生きものたちを認識するのと同時に、お互いが与えあっている「命の恩恵を知る」ということに繋がるのではと感じる今があります。

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