無農薬HERBを大切な人たちに届けたくて始めたハーブ栽培。毎朝のバラ巡回にも日々驚きと発見があります。

先日より新芽にアブラムシが出始めたので次のような対処を繰り返しています。
今朝はとうとう青虫発見!ひゃ〜

【唐辛子スプレーを散布する】

果実酒用のお酒や焼酎、ウォッカ、消毒用のアルコールなど、アルコール度数が35度以上の液体に唐辛子を2週間ほど漬け込んだ液体を300〜500倍に薄め、週1回植物に散布。

【木酢液を散布する】

木炭や竹炭を燃やしたときの蒸気や煙を液体にした木酢液。速効性はありませんが、予防効果や土壌改良効果も合わせて狙える方法です。
毎朝散布。

定期的に散布することで植物に木酢液が染みこみ、アブラムシが嫌う香りや味へと変化させる効果があるそうです。

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手間暇も、コストもかかる無農薬。
どうしても完璧に農薬を避けることは難しいかもしれないと、ふと、日々の奮闘を無駄なもののように思い不安にかられたりしてしまいます。けれど「無農薬を選ぶ」その選択だけで一人ひとりの命に大幅に薬害の影響を減らすことを信じて諦めることはできません。

日本は昔ながらの企業間の柵や見た目の美しさや潔癖なまでの清潔感、ファーストフード思考の定着などで添加物に対する危機意識が高くなりにくい現状にあるようです。
無農薬野菜を考えても、その手間暇、金額的デメリット、見た目のバランスの悪さから、安定した生産と収入の不安を指摘され、実現に向けては嫌煙されがちです。

個人的には健康寿命や添加物からの時間差による遺伝子リスクを考えると今後ますます自然農法やその生産物の需要が高まってくる選択ではないかと感じています。いまを生きている私達にとって心身の健康はかけがえのない大切なことです。日々触れている添加物が生み出すリスクは今の世代だけでなく、次世代にまで引き継がれていくものだと考えると、自然に生きること、口にし、肌に触れるもののことをもっと身近に感じ、日常的に考える必要があるのではないでしょうか。

欠かすことのない食卓。その卓上に並ぶものから一つ一つClearな選択を始めて見るのも一人でも始められる無農薬生活の一歩だと思うのです。

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